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都市づくりに関わる一人一人に、「都市の未来に対する想いやアイデア」を聞いていきます。一…

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都市づくりに関わる一人一人に、「都市の未来に対する想いやアイデア」を聞いていきます。一緒に、これからの都市を考えていきませんか?

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設計したいのは「誰も取り残さない場」。人と人をつなげる、若手社員の挑戦

「隣で誰かが泣いていたり、悲しんでいると、自分も悲しくなる。みんなにとって楽しいこと、幸せになれることを一緒になって考えていきたいと思うんです」 人と人がつながることに、大きな価値があると考える設計部の松山 紫帆さんは、「みんなが繋がれる方法」を模索し、仕事でも有志の活動でも、日々その実現に奔走しています。 その先に描くのは、未来の大きな街の姿。沢山の人と繋がり、夢を語り、これまでに見たことのない都市をつくりたい。 入社3年目の若手社員の、小さく熱い挑戦を覗いてみました。

    • 「学ぶこと」は、私たちに何をもたらす?これからの時代の「学び」を見据えて

      「学び直し」「リスキリング」「リカレント教育」など、社会に出てからも 学び続けることへの意識が高まりつつある昨今。人生100年時代を生きる私たちにとって、「学ぶこと」はどんな意味を持つ のでしょうか? 新聞記者として様々な時事問題を取材したのち、現在はアカデミーヒルズでセミナー企画に携わる清水香帆さんは、「学ぶことは、人生を楽しむことだ」だと言います。 幼少期の体験、また自身のキャリアを通じて「学び」と向き合ってきた清水さんに、その中にあった気づきを伺いました。 個人の

      • 構造設計の夜明けから。地震大国・日本で、高層建築と向き合い続けた40年

        高層・超高層ビルが建ち並ぶ、現代の日本。その建物の土台や骨組みを設計し安全を実現していくのが、「構造設計」の仕事です。   今回お話を伺う土橋徹さんは、森ビルに構造設計の専門部隊が創設された当初から、一貫してこの仕事に取り組んできました。「経済性も考えながら、どこまで安全な設計にすべきなのか」「どう説明したら、このビルが安全であることを理解してもらえるのか」。専門家と意見を交わし、住民の声に耳を傾けながら、多くのプロジェクトに携わってきた土橋さん。「逃げ込める街」ヒルズの安心

        • ヒントは自然と音楽から。自分の好きを極める会社探し

          人生でそう何度もある訳ではない、就職活動。志望する複数の会社から内定を得たら、あなたならどんな基準で選択をしますか? 自分の力を最大限に、そして持続的に発揮できる場所はどこか。「自分の好きを極めること」と会社との接点を徹底的に探り、思考し、就職先を決めたという栗原豪平さんに、当時のお話を伺いました。 さまざまな経験が、街のブランディングへの興味につながった昔から好奇心旺盛で、色々なことに興味を持ち、触れることが好きでした。農林水産業やコミュニティ形成、カルチャーに興味を持

        設計したいのは「誰も取り残さない場」。人と人をつなげる、若手社員の挑戦

        • 「学ぶこと」は、私たちに何をもたらす?これからの時代の「学び」を見据えて

        • 構造設計の夜明けから。地震大国・日本で、高層建築と向き合い続けた40年

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          下水処理膜の研究から、都市づくりの現場へ。「水と空気」を担う設備設計って?

          快適に過ごすことができる、当たり前の毎日。それは、街を構成する大小様々な要素が、日々の改善を繰り返しながら機能することによってつくられています。   大学で「下水処理膜」の研究をしていた、設計部の岡本紫音さん。ニッチな分野ではあるけれど、そんな研究に理解のある就職先を探していたといいます。現在、設備設計チームでダクトや配管などと向き合う彼女に、建物の「水と空気」を引き受ける仕事の面白さについて聞きました。 施設のインフラを担う設備設計の仕事私は今、森ビルの設計部で設備設計の

          下水処理膜の研究から、都市づくりの現場へ。「水と空気」を担う設備設計って?

          【対談・後編】より解像度を上げ、より伝えていくためには? 森ビルnote、3年目の作戦会議

          森ビルnote 3年目のスタートを機に、これまでを振り返り、これからを考える今回。後半は、伊藤編集長と外部パートナーである現在の編集部メンバーが集まり、これまでの気づきをシェアしながら、これからの森ビルnoteをどのように育てていくのかについて考えました。 都市をつくる「人」を浮かび上がらせる、スポットライトの役割に 編集A:この1年間、記事制作に携わる中で、森ビルの方々のユニークな視点に驚かされたことが何度もありました。たとえば、この間インタビューした田中亜矢子さんになぜ

          【対談・後編】より解像度を上げ、より伝えていくためには? 森ビルnote、3年目の作戦会議

          【対談・前編】個性が活きているから面白い。森ビルnote、3年目の作戦会議

          2023年4月、森ビルnoteは2周年を迎えました。そして立ち上げの中心人物である伊藤編集長が、1年のブランクを経てカムバック。3年目のスタートを機に、2人の歴代編集長が揃い、2年間にわたる試行錯誤や森ビルnoteの今後の方向性について語りました。 森ビルnoteを立ち上げた理由。都市の未来を考えるために ―2021年4月、都市づくりに関わる「人」に焦点を当てた森ビルnoteがスタートしました。どのような経緯で立ち上げようと思ったのでしょうか? 伊藤:noteを始める前か

          【対談・前編】個性が活きているから面白い。森ビルnote、3年目の作戦会議

          ひとりひとりの熱量は街の磁力になる。経験から紡いた協働の面白さ

          2023年秋に開業を迎える2つのヒルズ。その新たな街の誕生に向けて、最前線で活躍してきた社員のひとりが田中亜矢子さんです。 開業に先駆け発足した虎麻・ステーションタワー開業推進室に所属する田中さんは、2023年に開業を迎える麻布台ヒルズと虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの開業に向けた準備に携わっています。実行力や胆力が求められる現場で、日々精力的に活動する田中さん。その原点には、学生時代から培ってきた「共に街を育てていく」という想いがありました。 大学の研究で知った、協業

          ひとりひとりの熱量は街の磁力になる。経験から紡いた協働の面白さ

          街づくりはまるでRPG! TOKYO NODE 企画担当者が歩む仕事道

          この街で、都市の物語を紡ぎたい。 新領域事業部に所属する井上紗彩さんはそんな想いを抱き、地道に、そして大胆に、新たなイベントや施設の企画に携わってきました。 そんな井上さんが、15年以上のキャリアの中で育んできた、街づくりへの想いとは?   挑戦は糧になる。種をまき続けた学生時代 街づくりに明確な興味を持ったのは、高校3年生の頃で、大学進学について考えていた時期でした。ずっと文系だった私が専攻に選んだのは都市社会学。都市の変化をソフトの視点から多角的に分析し、その地

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          虎ノ門横丁の番頭の仕事。街に集まる店を繋ぎ、共に育む「食の場」づくり

          今回お話しを伺うのは、2020年6月11日に誕生した「虎ノ門横丁」の番頭・佐藤整貴さん。 人と人が繋がり、活力が生まれ、成長し続ける「食の場」をつくるために、佐藤さんはどのような姿勢で仕事に取り組んできたのでしょうか? お店を営むからこそ見えてくるもの。今も生かされる子どものころの経験 私の実家は、私が10代のころから飲食店を営んでいます。日々、その仕事ぶりを見て、「外食の世界」を身近に感じながら育ってきました。そして、このときの経験を社会に出た際にも活かしていきたいと

          虎ノ門横丁の番頭の仕事。街に集まる店を繋ぎ、共に育む「食の場」づくり

          なぜ社会人大学院に?森ビル社員が描く未来

          都市を構成する無数の要素の中で、コミュニティはとても重要な存在です。 「さまざまなきっかけをつくることで、繋がりが育まれ、愛着がもてる街になるはず」。そう語るのは、入社6年目の伊藤有亮さん。 まちづくりに興味を持ち、コミュニティ活動に関わるようになったきっかけや、現在取り組んでいる大学院での研究、これからのまちづくりにかける想いについて語られました。 学生寮での経験が、まちづくりへの視野を広げた 私のまちづくりへの興味は、ささやかな出会いと行動の積み重ねによって深まっ

          なぜ社会人大学院に?森ビル社員が描く未来

          等身大の想いを届けたい。若手社員の「街」の伝え方

          開発 、営業、管理、運営、タウンマネジメントなど、「都市を創り、都市を育む」さまざまな業務から成り立っている街づくりの仕事。 「どの仕事にもやりがいがある」と語る入社4年目の小花芳輝さんは、なぜ自分が得意とする分野以外にも好奇心を見出していけたのでしょうか?小花さんの原動力の根底にあるマインドや、モチベーション、街づくりへの想いを掘り下げました。   「別世界」の街に憧れて、探索し、表現してきた 最初に街づくりに興味を持ったのは2007年の春、地元であるJR津田沼駅南口

          等身大の想いを届けたい。若手社員の「街」の伝え方

          日常も特別も。タウンマネジメントでワクワクの瞬間を生み出したい!

          いつもワクワクさせてくれるから、気づけばあの街に通っている。一度だけでなく何度も訪れたくなる街には、街づくりに積極的に取り組む「仕掛け人」がいるのかもしれません。ディベロッパーが行う「タウンマネジメント」は「街を育む」仕事です。今回お話を伺う玄葉芽依さんも、この仕事を通じて、地域の人々との日々のコミュニケーションから、月ごと、年ごとのイベントの企画や運営まで、「街を育む」さまざまな側面に携わるひとりです。 「暮らす人、働く人、遊びに訪れる人に、街や人と関わることの価値を感じ

          日常も特別も。タウンマネジメントでワクワクの瞬間を生み出したい!

          「街(ヒルズ)に住む」ことで得られる本物の豊かさとは?住宅担当の仕事の流儀

          日々の暮らしの中で「ここに住んでいてよかった」と感じ、「これからも住みたい」と自分の街に愛着を持つようになっていく。その想いは、都市を育むことにもつながります。今回お話をしていただく佐藤麻衣子さんは、20年間にわたって住宅のフロント業務に携わっています。長年にわたって居住者に接してきた佐藤さんは、都市に暮らすことの価値をどのように考えて、日々の仕事に取り組んでいるのでしょうか? お話を通じて、「街に住む」ことで得られる真に豊かな暮らしが見えてきました。 華やかな世界で働くこ

          「街(ヒルズ)に住む」ことで得られる本物の豊かさとは?住宅担当の仕事の流儀

          「都市の魅力」を捉え、未来へ繋ぐ。都市戦略研究者の視点

          都市を創るうえで、世界のさまざまな都市を知り、分析することは欠かせません。今回お話を聞く大和則夫さんは、森ビルでさまざまな再開発プロジェクトや運営に携わってきた人物。さらにロンドンへの社会人留学を機に「都市のアイデンティティ」というテーマに向き合うようになったといいます。そんな大和さんは現在、時代に即した都市づくり・まちづくりに関する調査研究や公益的な事業活動を行う「森記念財団」で、都市戦略研究に携わっています。豊富な経験と知識を持つ大和さんの情熱の原点を探りながら、東京の街

          「都市の魅力」を捉え、未来へ繋ぐ。都市戦略研究者の視点

          子どもたちと共に学ぶことを通じて、育まれていった「次代の街づくり」への想い

          自分の足で歩いて、自分の目で見て、自分の肌で感じて、自分の頭で考える。実際に体験することは、子どもたちの創造力を広げていくうえで欠かせないことです。本物の街「ヒルズ」を舞台に、2007年にスタートした「ヒルズ街育プロジェクト」(以下、街育)では、これからの未来を担う子どもたちに、街の魅力や都市づくりのノウハウを伝えながら、子どもたちの無限の可能性を拓いています。そんな街育のチームリーダーとしてプログラムの運営に携わってきた広報室の田部麗さんは、どのような想いでこの活動を続けて

          子どもたちと共に学ぶことを通じて、育まれていった「次代の街づくり」への想い