森ビル

都市づくりに関わる一人一人に、「都市の未来に対する想いやアイデア」を聞いていきます。一緒に、これからの都市を考えていきませんか?

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  • これからを考える共創ラボ(β)

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    皆さんと一緒に未来を一緒に考える「ダイアログ」の場でもあり、共創を企てる「ラボ」でもあり、いろんな人が気軽に行き来できる「マルシェ」にもなるような場所です。

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8.1haの未来の都市を「いい感情」で満たすために

グリーンで繋がる街づくり。都市の刺激と緑の気持ちよさが両立できたら

地元・福井の原風景を未来のヒルズに重ね合わせて

8.1haの未来の都市を「いい感情」で満たすために

街を歩くと、直観的に「いいな」と思うことがある。自然と都市が共存する新鮮な空気の匂い、遠くから聞こえる程よい喧噪、そわそわと会話を楽しむ着飾った大人たち。その空間に対するあらゆる感覚が重なって、私たちは「いいな」という感情を持つ。 森ビルがつくり、育む都市のスケールは大きい。多様な人の「いいな」を許容するための余白をつくることは、想像以上に難しい。だからこそ松本満美子さんは、自分の直感や感情を大切にしているという。 人に「いい感情」を与えるような空間は、どうしたらつくれる

グリーンで繋がる街づくり。都市の刺激と緑の気持ちよさが両立できたら

ビジネス街のイメージが強い虎ノ門に、花やヨガを軸にした、新たなライフスタイルが生まれている。 虎ノ門ヒルズ 森タワーが誕生したときから、この街の運営に携わってきた中裕樹さん。現在は「グリーン」をキーワードに、ソフトとハードを横断する街づくりに取り組んでいる。 高層建物や大規模イベントなど、一見スケールが大きいように感じる、街づくりという仕事。しかし彼はどんな時も、「身近な人と人のつながり」を大事にしながら、街を育んできたと言う。 「六本木楽」で目にした光景 学生の頃、六

地元・福井の原風景を未来のヒルズに重ね合わせて

都市と田舎。街づくりの議論では、このような二元論がしばしば登場する。どちらが優れているのか?どちらに暮らすのが幸せなのか?一見相反する2つの世界を前にして、私たちは比較し、優劣を付けたくなってしまう。 設計部の清水一史さんは、地元福井のような”人と自然の関係性”を、東京の都心に生み出したい、と言う。豊かな自然と共に育った彼は、都市と田舎の重なりの中に、どんな未来を描いているのだろうか。 大自然が遊び場だった幼少期 僕が生まれ育ったのは福井県の敦賀市という場所で、田園風景が